刑罰の種類は何がある?

懲役、罰金など、犯罪を犯したその罰則はどれくらいの種類があるのでしょうか?

刑罰は刑事事件で有罪になると科される

刑罰は刑事事件で裁判にかけられ、そこで有罪となると刑罰の程度が裁判官によって決められます。犯した罪によってその刑罰は様々なものが存在し、その大半は法律によってあらかじめ上限が決められています。

刑罰の種類

それでは、さっそく刑罰にはどんな種類があるのか見ていきましょう。

没収(付加刑)

没収とは一般的に物を取られることという意味であり、刑罰における没収もその意味は同じです(没収するのは国)。

没収されるものは刑法第19条によって「犯罪に関係した何か」に限られます。

テレッテレッほゎゎゎゎゎ~ん

引用:ボッシュートとは – ニコニコ大百科

ちなみに、付加刑とされているため、単独でこの刑が言い渡されることはなく、ほかの何かの刑罰と共に言い渡されることになります。また、何らかの理由で没収されるものが没収できないときは代わりにお金などで払うことになります(刑法第19条の2より)。

罰金(刑法第15条)・科料(刑法第17条)

お金を取られる刑罰です(取るのはもちろん国)。罰金と科料の違いは金額の違いであり、科料は1,000円以上10,000円未満、罰金は10,000円以上という決まりがあります。

もし罰金が払えない場合は刑法第18条の決まりによって労役場に留置されることになります。要するに懲役です。

禁錮(刑法第13条)・拘留(刑法第16条)

牢屋に閉じ込められる刑罰です。禁錮と拘留の二種類存在し、その違いは閉じ込める期間の長さにあります。

拘留ならば1日以上30日未満、禁錮ならば30日以上となります(最大は無期禁錮)。この後に出てくる懲役との違いは牢屋で指示された作業をする必要はないところにあります。

懲役(刑法第12条)

禁錮よりも重い刑であり、牢屋に入れられてさらに指示された作業を行わなければならない刑罰です。

懲役にも禁錮と同じく無期と有期の二種類が存在し、無期ならば文字通り一生、有期ならば1ヶ月以上20年以内という決まりがあります。

死刑(刑法第11条)

そして、日本に存在する刑罰の中で最も重いものが死刑です。刑の内容はもはや説明しなくともわかると思います。

他の刑罰と違って死刑は犯罪を犯した者の生命を奪うものであり、これが日本だけでなく世界中で死刑制度はどうなのかという論争が常に巻き起こっているのです。

刑の重さについて

刑法第10条では、刑の決まりについての重さが決められています。犯罪者が2つ以上の罪を犯したとき、基本的には条文の小さいもの(罰則の重いもの)が適用されますが、以下の例外があります。

  1. 主刑の軽重は、前条に規定する順序による。ただし、無期の禁錮と有期の懲役とでは禁錮を重い刑とし、有期の禁錮の長期が有期の懲役の長期の二倍を超えるときも、禁錮を重い刑とする。
  2. 同種の刑は、長期の長いもの又は多額の多いものを重い刑とし、長期又は多額が同じであるときは、短期の長いもの又は寡額の多いものを重い刑とする。
  3. 二個以上の死刑又は長期若しくは多額及び短期若しくは寡額が同じである同種の刑は、犯情によってその軽重を定める。

引用:刑法第10条 – Wikibooks

簡単に説明すると・・・

  • 無期禁錮>有期懲役
  • 有期禁錮>有期懲役の2倍の期間
  • 複数の犯罪を犯した場合は一番期間が長いか、金額が多いものを重い刑とする(懲役5年と懲役10年なら後者を適用)
  • 一番長いか、金額が多いものが2つ以上重なるときは、最小のラインが高いものを重い刑とする(懲役3~10年と懲役5~10年なら後者を適用)
  • 2つの犯罪の罰則が全く同じ時は裁判官がどうするか決める?

という感じだと思われます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク