警察と検察の違いって何?

警察と検察、言葉も漢字も似ていますが、やっていることは違います。

警察の仕事

警察は、主に外に出て治安を維持することを主な仕事としています。

その内容は様々ですが、スピード違反や駐車違反の取り締まり、パトロールによる見回りをはじめ、110番通報を受けたらすぐさま警察が現場に駆けつけて問題の鎮静化に当たります。

祭りやイベントなどで人が多く集まることが予想されるときはあらかじめその場に常駐して問題が発生しないように監視し、また問題が起きたらそれに迅速に対応できるように働くのも警察です。現場で働くため、ある程度の武器を所有することも認められています。

そして、大きな事件が発生したときは現場を調べて犯人の目星をつけて、そしてこの人が犯人だと確信を持ったら裁判所から許可を得て犯人を逮捕することができます。逮捕した犯人は裁判で裁くべきだと警察が判断した場合は犯人を警察に送致する・・・ここまでが事件が起きた時の警察の仕事です。

警察官の人数

岩手県警察(PDFデータ)によると、平成28年4月1日における警察の定員人数は258,875人となっています。アメリカは913,161人(2015年・データ元)、イギリスは124,066人(2016年・データ元)となっています。多いとみるか少ないとみるかは人それぞれだと思います。

検察の仕事

警察と比べると身近に感じることは少ないであろう検察ですが、検察の仕事は「罪を犯したものを裁判にかける」事です。

警察から送致されてきた犯人に対して事情聴取をしたり、またそれを裏付ける証拠を集めるなどをして、この人が犯人であるという可能性を高めたうえでその人を裁判にかけます。

一つの事件に対して、警察は逮捕してその犯人を送致して終わりですが、検察は送致されてきた犯人の刑が確定するまでその事件と向き合わなければならないため警察よりも長くその事件にかかわることになります(特に大きい事件ともなれば年をまたぐこともしばしばあります)。

ちなみに、人数も警察と比べるとぐっと落ちます。

検察庁は,検察官,検察事務官,検察技官及びその他の職員で構成されています。平成27年度定員では,検察官2,744人(検事1,845人,副検事899人),検察事務官等9,052人となっています。

引用:検察庁の職員 – 検察庁

警察と検察は管轄が違う

警察と検察、お互いに役割を分担して犯罪者を法廷の場まで持ち込んでいますが、その管轄は全然違います。警察の上部組織は内閣府ですが(間に国家公安委員会が挟まっている)、検察の上部組織は法務省なのです。

警察は治安維持や時には暴動やテロなどの防止に駆り出されることや、検察は主に法廷の場においてその仕事ぶりを発揮する事を考えると、管轄が違うのもなんだか納得できるような気もします。

最後に、検察と警察の違いについて簡単にまとめると・・・

  • 警察:現場で活躍する人たち
  • 検察:法廷の場で活躍する人たち

このような感じになるのではないかと思われます。

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