裁判所の仕組みについて

裁判所という施設の中では何が行われているのでしょうか?

白か黒かをはっきりさせる場所

裁判所という場所をざっくりと説明するならこういう感じだと思います。裁判には大きく分けて2種類の裁判の形態が存在します。

刑事裁判

何らかの罪を犯した人が警察によって逮捕され、その犯罪が真実である可能性が高い場合、犯人は裁判にかけられることになります。これを刑事裁判と言います。

犯罪を犯した人は「被告人」と呼ばれることになり、裁判所では検察官が証拠などを並べて犯人が有罪であり、刑罰はこれぐらいが望ましいと主張し、弁護人は被告人の刑罰が少しでも軽くなるように、あるいは検察官の主張が全くの虚偽のものであり冤罪であると無罪を主張する場となります。

民事裁判

一方で、一般人同士で何らかの主張がぶつかり合い、それが話し合い等で解決しない場合は法律に照らし合わせてどちらの主張が正しいのかを裁判所にゆだねることもあります。こちらは民事裁判となります。(○○が××の不当行為を理由に訴訟を起こしたなどという場合はこちらの形態での裁判となります)

訴訟を起こした方が「原告」、訴えられた方が「被告」となり、双方が弁護士もつけて法廷で争われます。ちなみに、被告と被告人は刑事と民事という点で全く違う意味合いなので注意してください。

法廷内の様子

法廷の内部は以下のような感じとなっています。

刑事裁判の場合

  • 被告人:犯罪を行った犯人だと訴えられている人
  • 検察官:被告人の罪の重さを主張し、被告人の刑を重くする人
  • 弁護士:被告人の代わりに代弁し、被告人の刑を軽くする人
  • 裁判官:被告人に対して刑罰を言い渡す人
  • 傍聴人:裁判の様子を見に来た一般人(被告人の後ろに席が設けられています)

また、これに加えて事件に対して知っていることを裁判所で主張する「証人」や、裁判の様子を記録する「書記官」などがいます。

民事裁判の場合

民事裁判の場合も様子は変わりませんが、それぞれの立ち位置の名前が変わります。

傍聴席から見て右側が訴えられた人、左側が訴えを起こした人となり、双方が弁護士や証人などを味方につけて自分の主張が少しでも有利になるように裁判を進めます。

刑事裁判のみにおかれる「裁判員」

日本では近年において裁判員という制度が設けられました。この制度は一般の人から無作為に裁判員として選び、刑事裁判において裁判員が裁判官とともに被告人を裁く制度です。

今までの司法というものが国民に分かりにくく近寄りがたいものである、そして海外ではすでに似たような制度が導入されていることから日本でも導入されました。あなたもいつか裁判員として選ばれる日が来るかもしれません。

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