離婚するときに必要な書類は何がある?

相手との婚姻関係を解消するために必要なものをまとめていきます。

離婚方法によって必要な書類は変わってくる

※離婚届の扱いは市区町村単位で行われているため、自分が住んでいる市区町村のページをよく確認することをお勧めします。

離婚するときは大体が両者のみの話し合いによって決められる協議離婚あることがほとんどでしょう。そして、もし協議離婚によって離婚する場合は、離婚届戸籍謄本を出すだけで離婚は成立します(提出するときに身分証明書が必要となりますが)。ただし、離婚届には証人2名のサインが必要となります。

離婚するにあたって苗字を変えたり引っ越しなどをする場合はそれぞれ必要な手続きを踏む必要がありますが、離婚という観点だけを見れば離婚届と戸籍謄本の一枚だけで済みます。

※戸籍謄本は離婚届を本籍地の役所に提出する場合は不要であることが多いです。

調停離婚や離婚裁判になってくると必要な書類は増える

しかし、もしお互いの意見がかみ合わずに調停離婚や最悪離婚裁判にまでもつれ込んだ場合はそれぞれ必要な書類が増えてくることになります。

調停離婚の場合は離婚届と戸籍謄本に加えて調停証書の謄本が必要となります(また、申立人の印鑑も用意する必要があります)。

調停証書の謄本は調停が成立するともらえますが、戸籍謄本は本籍地でないと取得できないため気を付ける必要があるでしょう。

そして、離婚裁判の場合は調停離婚で必要な書類に加えて裁判確定証明書も必要となってきます。離婚がこじれるほど必要な書類も増えてきますが、それだけ法的な縛りもきつくなるというイメージですね。

調停離婚と離婚裁判で離婚が成立した場合は10日以内にこれらの書類を持って役所に届け出をする必要があります(戸籍法第63条)。期限を過ぎてしまった場合は5万円以下の過料となりますので必ず期限は守るようにしましょう(戸籍法第135条)。

ちなみに、こちらの方法で離婚する場合は離婚届に2名の証人のサインは必要なくなります。

離婚届が受理されないことも

離婚届に必要な内容を書いたからと言ってそれが受理されないこともあります。主な要因としては以下のようなものが考えられます。

書類に不備がある

離婚届には子供の親権をどちらが持つのかといった内容まで書く欄がありますが、これらの記述に不備がある場合は役所は受理しませんのでよく確認しましょう。

相手が「離婚届不受理申出」を提出している

離婚届不受理申出とは、離婚届を出しても受理しないようにしてくださいと申し出る書類であり、この書類が役所に提出されている場合は離婚届が受理されることはありません。

離婚届不受理申出は提出した人が取り下げない限り無期限で有効となるためこの状態で離婚をする場合は相手に届け出を下げてもらうか、調停を起こすしか方法がなくなります。

離婚以外にも必要な書類は出てくる

このまとめはあくまで「離婚」するために必要な書類だけをまとめたので、たとえば引っ越しをする場合は転出届・転入届が別に必要となりますし、離婚するときに離婚する前の苗字をそのまま使い続ける場合はまた届け出が必要となります。

離婚をするとなった場合、その前後において何をするのかをきっちりと整理し、その時に必要な書類は何があるのかを市区町村のホームページや役所などで調べてきっちりとまとめておくとよいでしょう。

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