刑事裁判になる犯罪の種類の一覧をまとめてみました 第25章~第27章

今回は公務員のみが問われる罪、そして人間を傷つける罪です。

犯罪一覧 第25章~第27章

第25章 汚職の罪

公務員の立場にいる人が悪いことをすると罪に問われる内容です。公務員は一般の人とは違って公的にふるうことができる権力を持っていますが、それらを不正に使われないようにするための法律です。

第193条の公務員職権濫用においてはまさにそういったことを国民にすることを禁止しており、違反すると2年以下の懲役(禁錮)に罰せられます。

そして、公務員の中でもさらに重い責任を持っていると言えるのが裁判官や警察、検察と言えるでしょう。公務員が持つ権力の中でも逮捕や勾留、そして何らかの処罰を与えることはすることは国民の自由を奪うことであり、もしこれを悪用した場合は6ヶ月~10年の懲役(禁錮)に罰せられます(第194条)。

それだけでなく、権力を悪用したうえでさらにその人に暴行などを加えると7年以下の懲役(第195条)、一番ひどいケースで死に至らしめた場合は傷害罪と比較して重い方の罰則を受けることになります(第196条)。

大きな権力を持つが故にこれらの法律では特別公務員と名付けられています。

警察以外の一般の公務員の場合は、この章の後半に規定されている収賄や贈賄などが問題となってきます。これも公務員という立場を利用して不正なことをするわけですから当然罰せられることになります。

第26章 殺人の罪

聞いたことがないという人は絶対にいないであろう、人を殺すことを禁止した法律です。条文の中身は少ないですが、第199条の「殺人」の項目ですべてを語ることができると言っても過言ではないでしょう。

人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。

引用:刑法第199条 – コンメンタール刑法

予備および未遂も罰せられます。また、自殺の幇助も第202条によって禁止されています。

第27章 傷害の罪

相手に危害を加えることを禁止した法律です。個別の記事で詳しくまとめてあります。

また、この章には第208条の2に最近問題となっている「危険運転致死傷罪」の条文も入っています。

危険運転致死傷罪とは、アルコールや薬物などによって正常な運転ができない状態で車を運転して事故を起こし、死亡させる罪を指します。

また、お酒が入っていなくても乱暴な運転やありえないほどのスピードなどで暴走したりして事故を起こして死亡させた場合もこの危険運転致死傷罪が適用されます。

罪の重さは死者が出ていない場合は15年以下の懲役、死者が出た場合は1年以下の有期懲役となります。

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