一般法と特別法の違いって何?

少し難しく感じる「一般法」と「特別法」について説明していきます。

そもそも一般法や特別法って何?

まずは一般法と特別法の二つについて説明してみます。

一般法

一般法とは、私たちがよく聞く刑法や民法といった法律の大元となる部分のことを言います。これらには身の回りの安全から国全体の利益を守るためなど、様々な理由で定められた法律がたくさんあり、基本的にはこれに従うことになります。

特別法

特別法とは一般法だけではカバーしきれないため、ある部分のみに特化した法律のことを言います。例として挙げられるのは商取引に関する細かい決まりを定めた商法や会社の運営の仕方について細かい決まりを定めた会社法などが存在します。

一般法と特別法の違いと関係性

それでは、本記事のメインとなる「一般法と特別法の違い」について説明していきたいと思います。といっても、ふたを開けるとそれほど難しいものではありません。一言で説明することができます。

「一般法の一部分についてさらに細かい決まりを定めたのが特別法である」、これが二つの違いです。図で表すと以下のような関係になります。

なぜこんなにざっくりとした図でいいのかというと、「一般法はこの法律である」という定義がないからです。

民法と商法を比較すると、より広い範囲を覆う法律は民法であり、その一部分についてさらに特化したのが商法であるため、この場合は民法が一般法商法が特別法という感じになります。

しかし、商法と国際海上物品運送法の二つを比較した場合、広い範囲を覆うのは商法であり、その一部分に特化したのは国際海上物品運送法になるため、この場合は商法が一般法国際海上物品運送法が特別法という考え方になるのです。

優位性

一般法を元にさらに細かい決まりを定めたのが特別法ですが、その中において両方の内容が一部かぶってしまうところが出てくることがある可能性が生まれます。その場合は特別法の方が優先されることになります。民法と商法でもし似たような内容の決まりがあった場合は、商法の方が優先されるということになります。

日本には民法や刑法以外にも様々な法律が存在し、中にはそちらの方が縛りがきついことも珍しくありません。何かを行おうとして法律について調べるときなどは、それよりもさらに優先されて適用される特別法がないかどうかはよくチェックしておくべきといえるでしょう。

民法も重要ですが、それだけではだめということです。(特にかなり重要なことは専門家の人に聞いた方がよいと思われます。)

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