軽犯罪法についてと軽犯罪の種類「その1」

軽犯罪法についての説明と、軽犯罪の種類についてまとめていきます。

軽犯罪法とは

軽犯罪法とは、刑法には定めるほど大きな罪ではないけれど、周りに迷惑をかけるような行為を禁止する法律です。罰則はすべて抑留か科料となっています。全部で34の内容が書かれています。

軽犯罪一覧

もしかしたらあなたもついうっかりこういったことをやってしまってはいないでしょうか?

1.人がいない建物内に潜む

人がいる場所に潜んでいるのは問題ですが、人がいない建物(廃ビルなど)に勝手に入って潜むことは禁止されています。建物だけでなく、無人の船なども対象となっています。

2.正当な理由なしに刃物などを隠し持つ

人に危害を加えるようなものを隠し持っているのは危ないので禁止です。ただし、「野球をするために金属バットを持っていた」「店で果物ナイフを買って帰っている途中だった」など、正当な理由があれば大丈夫です。

なお、大阪府では、軽犯罪法の条文から「堂々と持って歩くのはセーフ」だと解釈し、条例で鉄パイプや金属バットなどを正当な理由なしに携帯することを禁止しています。

3.正当な理由なしに合鍵などの他人の家に入る道具を持つ

これも正当な理由があれば大丈夫ですが、もし理由が説明できないのであれば何かよからぬことを考えているのではないかと思われるかもしれません。

4.貧乏なのに、働けるのに働かず、さらに住所不定の人がうろつく

これに関してはぱっと見て何を規制しようとしているのかがわかりづらいかもしれません。引っかかるのはホームレスの人でしょうか? それとも無職の人でしょうか?

ただ、この条項の比重は、むしろ一定の住居を持たずにうろついている、という浮浪の部分にあると思われます。そもそも、この条項の趣旨は、浮浪行為がそれ自体反社会性を有し、犯罪行為と結びつきやすいから取り締まる、という点にあります。特に病気というわけでもないのに、昼間からお酒を飲んで、街中をふらふらしていたら、市民にとってはそれだけで脅威です。戦前には濫用されていたという条項でもあり、行きすぎは危険ですが、現代でも有用でしょう。

引用:「働けるのに無職」で逮捕、判断基準は? – 弁護士ドットコム

なるほど、よくわからない理由で外でふらふらしている人を取り締まる法律ということのようです。

5.公共施設で周りに迷惑をかける

ここで言う公共の施設とは、不特定多数の人が出入り可能な場所のほとんどが対象となり、飲食店やゲームセンターなどの施設から電車やバスの交通機関の中などと広範囲にわたります。

こういった場所では時折他人同士でのトラブルやケンカが発生する可能性が高く、周りの人たちにとっても迷惑になることから軽犯罪法によってこれを禁じています。

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