民事訴訟ってどんな流れで行われる?

民事訴訟について軽くまとめていきます。

相手の行為にどうしても不服がある場合

生活していく中において、いろんな人とかかわっていくことになりますが、その間には大なり小なりトラブルも発生するものです。お互いに話し合って折り合いがつけばいいのですが、どちらも自分の方が正しいはずだと言っていつまでもいがみ合っていると解決に向かいません。

その時に私たちがとれる行動として存在するのが「民事訴訟を起こして自分と相手、どちらが正しいのか、理にかなっているのかを裁判所で判断してもらう」事です。

民事訴訟の流れ

訴状の提出

自分と相手の名前と住所、そして何について争いたいのかを書いたものが訴状です。民事訴訟はこの訴状の提出からスタートします。民事訴訟では訴えた人が原告、訴えられた人が被告となります。訴状は裁判所を通して被告に届けられ、それに対して相手から答弁書が返されます。

また、この間に裁判所にお互いが集まって争う民事裁判の日程も組まれます。

口頭弁論

裁判所で実際に自分の方が筋が通っていることを裁判官にアピールする場です。原告、被告はともにこの内容がきちんとしたものであるということをアピールするための材料(書類や記録など)をかき集めて裁判に臨みます。

当然、日本は法治国家ですから法律の観点に照らし合わせてこうじゃないかという意見も出てくるでしょう。そういう時に弁護士がいるかいないかは大きな違いとなります。裁判官は感情では動きません。法的根拠で動くのです。

口頭弁論は1回では終わらずに、複数回にわたって行われることになります。

2つの結末

そして、民事裁判における最終的な決着は「和解」か「判決」で決まることになります。

和解

裁判官が判決を下す前に、お互いに妥協点を探りあって解決する結末です。この方法では自分の主張が100%認められることはないものの、全く認められないということはなく、また裁判を早く終わらることもできます。

判決

一方で、和解による解決が困難となった場合は、最終的にお互いの主張に対してどちらが正しいのかを裁判官が判断して言い渡すことになります。

こっちの方法で結末を迎えた場合において、判決の内容に納得がいかなかった場合は上訴を行うことによってさらに上級の裁判所で争うこともできます(ただし、棄却されてしまうこともあります)。

日本の民事裁判の件数

司法統計によると、平成27年における民事事件の裁判件数は約143万件となっています。ピーク時の平成12年では民事事件の数は300件を超えるほどの数がありましたが、そこからは減少傾向となっています。(この数値には家事事件などは含まれていません。)

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