刑事裁判になる犯罪の種類の一覧をまとめてみました 第14章~第16章

刑法を見ていくシリーズ、今回は3つともぜんぜん違う内容です

犯罪一覧 第14章~第16章

第14章 あへん煙に関する罪

あへん煙とは、あへんを吸食用として加工したものを指します。簡単に言えば、麻薬や覚せい剤を取り締まる法律と同等と考えてよいでしょう。

この中の第138条ではあへんの輸入を許した税関職員に対する罰則規定もあり、昔からいかに日本がこういった違法薬物を厳しく取り締まっているかがうかがえる内容となっています。

第15章 飲料水に関する罪

「飲料水」と「罪」と聞いて、どんな犯罪が思い浮かぶでしょうか?

正解は、「水を汚す」ことです。

人間は水が無ければ生きていくことができません。よって、この法律によって水を汚すことや、毒物を入れることを禁止しているのです。特にこの法律では水道水などの不特定多数の人が飲む水を指し示しています。

また、水道管などを壊して水を供給できなくすることもここで禁止されています。

第16章 通貨偽造の罪

この罪は章の見出しを見ただけでどのような罪なのかすぐにわかりますね。お金を複製することを禁じた罪です。

第148条に定められている通貨偽造及び行使等はまさにいわゆる「偽札や偽硬貨を作ったり使うこと」を禁止されているものです。違反した場合の罰則は一番重いもので無期懲役となっています。

なぜ偽札を作ることがいけないのか、そしてなぜここまで重い罪なのかを話し始めるとこれは経済の話になってくるためここでは具体的には話しませんが、ここでは偽のお金を作ることはそれだけ重い罪であるということだけを話しておきます。

コラム:もし手にしたお札が偽札だったら?

なんかの拍子に持っていたお金が偽札だとわかった場合はどうなるのでしょうか?

この場合、基本的に「泣き寝入り」になる可能性が高いと考えられます(だからと言って勝手に使用するのもアウトですよ!)。

残念ながら、日本にはたまたま回ってきてしまったお金が偽札だった場合、それを保証してもらう制度は存在しません。

例外的に「偽造通貨発見届け出者に対する協力謝金制度」というものがあり、偽札流通の未解決事件に限ってその対象となる偽札を警察に持っていくとそれと同等額の捜査協力の謝礼として本物のお金を渡してくれる制度がありますが、逆に言えばすでに解決済みの事件だった場合は何の意味もないということになります。

もっとも、日本では偽造通貨を作られないために非常に高度な偽造防止技術がいくつも組み込まれており、世界に比べて日本における偽造通貨の流通量は非常に少ないものとなっているため、一般人がこれにかかわる機会はほぼないといっていいでしょう。

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