刑事裁判になる犯罪の種類の一覧をまとめてみました 第1章~第5章

刑法

警察に逮捕されるとき、必ず○○の容疑と言われますが、この種類をざっとまとめてみます。

何がいけないことなのかはしっかりと法律に定められており、その根幹となる部分は刑法の第2編「罪」の項目にまとめられています。あくまで基本的なものであり、国会がこれ以外にも必要に応じて罰則つきの法律を定めることがあります。

そのため、ここですべての犯罪行為が書かれているわけではありませんので注意してください。

犯罪一覧 第1章~第5章

第1章 (なし)

第1章は何もありません。もともとここには不敬罪というものが定められていたのですが、1947年に削除されました。

第2章 内乱に関する罪

日本国内において内乱を起こした人に適用される犯罪です(第77条:内乱)。最高刑は死刑であり、内乱を起こすだけでなく、その陰謀を企てたり(第78条:予備および陰謀)、内乱を起こそうとしている人を手助けすること(第79条:内乱幇助等)も犯罪行為となります。

手助けした人に関しては内乱が起きる前に自首をすれば罪を免れるともされています(第80条:自首による刑の免除)。

第3章 外患に関する罪

外国と結託して日本に対して武力行使(戦争)を行った人に適用される犯罪です(第81条:外患誘致)。内乱罪は死刑より下の刑罰が下される可能性もありますが、こちらで罪に問われた場合は死刑(か無罪)しかありません。

また、外国と結託はしていなくても、外国が日本に攻撃してきたときに積極的に外国軍を支援した場合(第82条:外患援助)も罪が適用され、こちらも最高刑は死刑となっています。

未遂や陰謀も罪として問われます(第87条:未遂罪、第88条:予備および陰謀)。

第4章 国交に関する罪

個別の記事で詳しく紹介しています。

第5章 公務の執行を妨害する罪

公務員に対する仕事を妨害することを禁じた法律です。この文字を見ると「公務執行妨害のこと?」と思った人もいるかもしれませんが、その公務執行妨害はまさにこの章の中で決められています(第95条:公務執行妨害及び職務強要)。

警察のイメージが強いですが、警察ではなく公務員全体が対象になっているため役所の職員であったとしてもこれが適用できる可能性はあるでしょう。

第96条には封印等破棄、強制執行妨害、競売等妨害が決められていますが、よくわからない人にとってはどれも95条の公務執行妨害に毛が生えたものと考えてよいでしょう(適用条件や刑罰がそれぞれ異なる)。

 

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